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塩谷町の道標

 

塩谷町の石碑に関する資料としては、数年前に塩谷町の教育委員会を訪れた時にいただいた塔碑リスト、そして栃木開発株式会社刊の「塩谷町の遺跡・遺物と野佛調査」が手元にある。後者はS61年調査のものだが、一覧表には詳しい銘文の記載はない。しかし冒頭の主要な石碑40基の解説のなかにいくつかの道標がみうけられる。またその文章中に「塩谷町には道標と道標銘が十六基ある。その中の九基が、肘内、大久保、上平、風見間を結ぶ狭い旧道に建立されている」と書かれている。もうひとつ参考になる文献として、塩谷町を通る日光北街道の道中絵図である 東京美術 刊「今市ヨリ大田原通会津道見取絵図」の解説文にその道程を踏査した記録が掲載されている。その中で道沿いの道標を含む石碑についても触れている。

 

玉生地区

上寺島の湯殿山

熊ノ木の供養塔

玉生の道標

玉生の男体山

   
           

 

船生地区
長峰の巡礼塔

芦場新田の題目塔

芦場新田の
軍荼利真言道標

佐貫の道標

   
           

 

大宮地区

大久保の大日如来塔

大久保新田の
弥陀三尊の道標1

大久保新田の
弥陀三尊の道標2

大宮の南無観世音菩薩

大宮の六字名号塔

 

風見の道標