がりつうトップ那須野の道標大田原市の道標 > 野崎地区 > 会津中街道寒念仏供養塔の道標
 

会津中街道寒念仏供養塔の道標

     
 
正面
 
 
 
 
名称 会津中街道寒念仏供養塔の道標 所在地 大田原市上石上 塩原道と会津中街道の分岐点
造立年月日 宝暦12年(1792)11月 経緯度 北緯36度52分14秒,東経139度56分3秒
形状(高・幅・厚)   文献 「那須文化研究」大田原の道標(一)
銘文   寶暦十二 天
キリーク 寒念佛供養塔
  十一月吉日
                  上石上
                   村中
[台座]
右ハ      なすのゆ

         あいづ
                  みち
左ハ      志を原

備考

この道標は前述の塩原街道と会津中街道が分岐する場所にある。 この道標から北に数百mの場所に大貫の一里塚が存在する。
会津中街道が開通した当初、街道筋はこの寒念仏からまっすぐ箒川に沿って下石上まで向かっていた。この道を現地では「たてみち」と呼んでおり、下石上のR4から200m隔てた付近に平行して道筋が残っている。現在は、かつての道筋と外れた4m道路が下石上〜伊佐野道間に通っており、その道沿いの人の話だと、いまは畑になっているたてみち付近を「古屋敷」と呼んでいるそうだ。

 
     
 
台座部分 所在地地図
 
 
 

 

前のポイントへ 次のポイントへ