がりつうトップ那須野の道標大田原市の道標 > 川西地区 > 寒井本郷の秋葉山塔

寒井本郷の秋葉山塔

正面


名称 寒井本郷の秋葉山塔 所在地

大田原市寒井 本郷 八雲神社内

造立年月日 寛政9年(1797)11月
経緯度
北緯36度54分57秒,東経140度7分4秒
形状(高・幅・厚)   文献  
銘文

[正面]
白雲山
秋葉山

[右]
寛政九丁 十一月日
左   奥州

[左]
右   奥州

[台石正面]
日光  十六里
江戸  四十三里
大田原 三里八丁

   寒井宿

黒羽    壱里
烏山    七里
水戸   廿三里

[台石右]
皇王野 二里
棚倉  九里
淺川 十一里

[台石左]
関山  七里
白川  八里
伊王野 二里

備考

場所は大田原市上深田で奥州海道から分岐する棚倉街道が、那須湯本に向かう湯道である「鍋掛街道」にぶつかったところ。
「秋葉山」は 静岡県の赤石山系南端 の山 で 火防信仰 、「白雲山」は群馬県にある妙義山の北の峰のことで、妙義信仰もまた火防の神として信仰されている。

道標の左右どちらにも「奥州(海道)」と刻まれているのは、右の上深田方面でも、右の鍋掛方面でも奥州海道に出るためか。

その他にも同じ敷地内にある燈篭には 「秋葉山・白雲山・雨降山・象頭山」の四つの山の名前が刻まれている。
「雨降山」は丹沢山地の南東部にある大山の別名で、「あふり山、阿夫利山」とも言われ雨乞い山として豊作、豊漁の神として信仰された修験の山である。
「象頭山」は香川県の西部にあり、金刀比羅宮があることから金比羅山とも呼ばれており、祭神である大物主神は農業殖産、漁業航海、医薬、技芸など広範な神徳を持つ神様として信仰を集めていた。


台石右
台石正面
台石右

寒井の八雲神社
所在地地図