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南金丸那須神社の道標

     
 
正面
 
 
 
 
名称 南金丸那須神社の道標 所在地 大田原市南金丸 道の駅 那須余一の郷東端
造立年月日 安永4年(1775) 経緯度 北緯36度51分41秒、東経140度5分17秒
形状(高・幅・厚) 86・89・21cm 文献 「大田原の道標」
銘文

[正面]
  安永四乙未年
右 大た□ら
         道
左 ふくはら
   二月吉日

[裏面]
右 さらど
        道

(左端表面剥離のため
   判読不明 剥離面下に)
 
平成四年一月吉日
        台石寄贈
      塚本 昭蔵

備考

かつては那須神社前にあった商店の裏側に転がっていた。もともとあった場所は那須神社参道入口付近であろうか。現在は台石に固定され、道の駅の駐車場脇に建て直されている。前後ろに行き先が刻まれており、四方の地名が書かれている。裏面左の行き先部分は表面が剥離して読むことが出来ない。

大田原方面は北金丸荒町・古町から 北金丸の庚申塔道標の前を通り、東野鉄道のルートの元になった道を通ったと思われる。福原は奥沢から宇田川、小種島に出るルートか。佐良土は法師峠を越え、 鹿畑の道標を通る道であろう。もう一方向は馬場坪の道標を通る黒羽方面であるが、残された刻字からみて、「たなくら」と表記されていたのでは?余瀬・寒井を通る関街道だ。

(2010.1月撮影 )

 
     
 
所在地地図