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一区町の道標2


名称 一区町の道標2 所在地 那須塩原市一区町308-1 一区町公民館内
造立年月日 大正11年(1922) 経緯度 北緯36度50分53秒,東経139度58分55秒
形状(高・幅・厚) 75cm・17cm・15cm 文献

西那須野の記念碑 No.118
西那須野町の交通・通信史
一区町史

銘文

[右]
 右 親園ヨリ佐久山ニ至ル
向           一区青年団
 左 三区千本松ヨリ関谷ニ至ル

 [左]
 右 野崎村ニ至ル

 左 西那須野停車場ニ至ル

備考

元は縦道と南小前通りの交差点にあった道標である。縦道と平行して那須疎水が流れており、その橋(相生橋)のたもとにあった。現在は一区町公民館に縦道改修工事の際に移動している。建立年月日がないが、一区青年団記録により、大正11年8月5日「花崗岩製道標を武内香具蔵氏より寄付される」とある。一区町道標3の石も同氏の提供によるもののようだ。
[右]の「右 親園ヨリ佐久山ニ至ル 三区千本松ヨリ関谷ニ至ル」は「縦道」である。[左] 「右 野崎村ニ至ル」は南小学校前を通り、西堀通りを横切って、踏切を渡り西那須野〜野崎街道に出る道だ。この踏切は川田工業の東北端にあったが今は存在しない。 「左 西那須野停車場ニ至ル 」方面は割山道(原街道槻沢通り)にぶつかり左折し、西那須野駅に向かうという意味のようだ。割山道という名称は、明治開拓以降に地元の人が呼んだ名称で、二ッ室の丘陵を割るようにして通っていることからそう呼ばれたようだ。新日光北街道の一区町道標1のある十字路から旧日光北街道までは一本木農場前通りと呼ばれたらしい。


所在地地図