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鍋掛正観寺前の道標

正面


名称 鍋掛正観寺前の道標 所在地 那須塩原市鍋掛正観寺前
造立年月日 昭和3年(1928) 経緯度 北緯36度56分33秒,東経140度6分2秒
形状(高・幅・厚) 720・200・210mm 文献  
銘文

[正面]
      右芦野町ヨリ白河ニ至
紀念  向
       左金田村ヨリ大田原ニ至
[右]
      右黒磯那須温泉至
紀念 向
      左寒井ヨリ経川西ニ至
       
[左]
   青年團鍋掛支部
[裏]
   昭和三年十一月

備考

御大典記念の道標か。
なぜこんな位置に道標が?と思っていたら、この細い道は古くからある「湯道(湯街道)」で、黒羽寒井方面から鍋掛正観寺前を通り、高久本郷を経て那須温泉へ向かう道だ。同時期建立と思われる鍋掛十文字の道標の形状をみると、さらに20cmほど長い石柱で「御大典」の文字が入っていたようだ。


奥州道中(現 県道大田原芦野線)と湯道の交差点 黒磯方面
所在地地図

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