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三斗小屋宿の大日如来

     
 
 
     
 
名称 三斗小屋宿の大日如来 所在地 那須塩原市板室 三斗小屋宿跡
造立年月日 文久3年(1863)8月8日 経緯度  
形状(高・幅・厚) 95・70・38 cm  文献  
銘文 [蓮華]
文久三年癸亥八月八日
(台座に発願主・寄付者名多数)
備考 寛文12年(1672)に建立され、火災により頭部破壊され、文久3年に会津白石の石工小山徳次の作により再建された。
蓮華・台座には発願主として三斗小屋口の先達であった西光院の僧侶、建立社として4村中、講中と個人名が刻まれている。「江戸三田屋敷」「江戸浅草」「会津若松」などの地名の者がいることが驚きだ。
大日如来像といえば、板室宿一の鳥居の大日堂に安置されている金銅大日如来像は、ここ三斗小屋宿に大日堂を建て安置する予定で鋳造された仏像であった。しかしあまりに重量があったため運搬を断念し、板室宿に安置したという逸話が残っている。
 
 
 
 
 

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