銘文 |
[正面]
右 氏家
(ウハッキュウ)旅人供養
左 佐久山
施主 提山
[右]
享和三亥夷則一日
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備考 |
以前は東泉宿の南300mに松の木があり、T字路になっていてその場所にあった。平成3年に土地改良で現在地に移動した。この碑は矢板市の文化財となっており「梵字の特殊道標」という名前が付けられている。 碑文の「烏八旧」は梵字を漢字に直したものらしいが、74種の書き方があり、この字を書いた紙が死体にふれただけでも成仏できるということで、曹洞宗の元禄時代の格式ある旧家の石碑等に見られる。意味は「迷わずして道に到る」ということから、旅人が迷わず目的地に行けることを念願したもので、栃木県唯一のもの。 |