銘文 |
[正面(西)]
天
永井邑通 日光山道 西
天
[南]
(梵字) 青面金剛西□
[東]
立足邑通 寺山道
[北]
元文五庚申天十月尼甘有三日 |
備考 |
愛宕神社の敷地の一角に立つ。 案内柱には「泉の大青面金剛銘の道標」とある。県道33号寄りのガードレール付近にあったものをS49に耕地整理のため移動した。寺山道、長井道の分岐点に 立ち、旅行者の安全を祈って建てたもの。西は永井邑(長井村)を通り、 日光北街道にでて日光方面に向かう。東は平野ではなく立足を通って寺山へ向かっている。 台座部分に方角が入っており、西が「○」に「キ」と書いてある。他の方角も入っているか確認してくるのを忘れた。
お堂の左には石仏群があるが、その中に文政13年建の子持地蔵尊がある。その姿からマリア像を想起させ、隠れキリシタンが崇拝したものではないかといわれている。 |