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泉元町の道標

     
 
正面(西)

 
     
 
名称 泉元町の道標 所在地 矢板市泉 泉元町
造立年月日 元文5年(1740)10月23日

経緯度

北緯36度50分17秒,東経139度54分42秒
形状(高・幅・厚) 140・33・ cm 文献 矢板の石仏と塔碑
銘文

[正面(西)]

 永井邑通 日光山道      西

[南]
 (梵字) 青面金剛西□          

[東]
立足邑通 寺山道         

[北]
元文五庚申天十月尼甘有三日   

備考

愛宕神社の敷地の一角に立つ。 案内柱には「泉の大青面金剛銘の道標」とある。県道33号寄りのガードレール付近にあったものをS49に耕地整理のため移動した。寺山道、長井道の分岐点に 立ち、旅行者の安全を祈って建てたもの。西は永井邑(長井村)を通り、 日光北街道にでて日光方面に向かう。東は平野ではなく立足を通って寺山へ向かっている。 台座部分に方角が入っており、西が「○」に「キ」と書いてある。他の方角も入っているか確認してくるのを忘れた。

お堂の左には石仏群があるが、その中に文政13年建の子持地蔵尊がある。その姿からマリア像を想起させ、隠れキリシタンが崇拝したものではないかといわれている。

 
 
 
 
火伏せの愛宕を祀るお堂 子持地蔵尊