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鷹ノ巣の道標2

     
 
正面
 
     
 
名称 鷹ノ巣の道標2

所在地

 大田原市実取787-23
造立年月日  大正12年(1923)年十月
経緯度
北緯36度50分2秒、東経139度59分29秒
形状(高・幅・厚)

64・14・  cm

文献 「那須文化研究」大田原の道標(一)43p
銘文

[正面]

  右 實取 親園 奥州街道

向                 道

 左 薄葉 澤 矢板

[右]

向  右 一區 野崎 道

[裏]

大正十二年十月

  地元 實取

備考

上記文献の地形図上のプロットが微妙な位置で、探すのに手間取った。上記調査当時は大型農道ライスラインが整備されておらず、縦道も実取の観象台で終わり、それより先親園方面は曲がりくねった入り組んだ道だったようだ。 
道標は、ライスライン沿い鷹ノ巣の道標1のある角から120mほど入った場所、左に細い道へ入る角にある。[正面]の右方面に行くと、右手に湯泉神社/淡嶋神社がある。さらに行った十字路を、左がニコン裏の鷹巣の安波原(阿婆原)地蔵、右が親園・奥州街道である。[正面]の左方面に行くと薄葉の庚申仏の道標の前を通り旧日光北街道に合流する。[右]の右方面は、原街道石林通りにぶつかり、さらに日光北街道と縦道の十字路[実取入口]手前に繋がっている。縦道は、明治初年政府が始めた全国 の近代的な測量の基となる「那須基線」の跡が道として使われたもので、S50年代に大田原広域農道(ライスライン)が完成、接続して広範囲な環状道路となった。

 
 
 
 
所在地地図