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東泉の烏八旧供養塔

     
 
正面 右 
 
     
 
名称 東泉の烏八旧供養塔 所在地 矢板市東泉 鏡山寺前 農村公園内
造立年月日 享和3年(1803)7月

経緯度

北緯36度50分12秒,東経139度55分13秒
形状(高・幅・厚) 85・37・ cm 文献 矢板の石仏と塔碑
銘文

[正面]
         右 氏家
(ウハッキュウ)旅人供養
         左 佐久山
         施主 提山
[右]
享和三亥夷則一日

備考

以前は東泉宿の南300mに松の木があり、T字路になっていてその場所にあった。平成3年に土地改良で現在地に移動した。この碑は矢板市の文化財となっており「梵字の特殊道標」という名前が付けられている。 碑文の「烏八旧」は梵字を漢字に直したものらしいが、74種の書き方があり、この字を書いた紙が死体にふれただけでも成仏できるということで、曹洞宗の元禄時代の格式ある旧家の石碑等に見られる。意味は「迷わずして道に到る」ということから、旅人が迷わず目的地に行けることを念願したもので、栃木県唯一のもの。