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関辺上ノ原の馬頭観音

正面

名称 関辺上ノ原の馬頭観音 所在地

白河市関辺 上ノ原 バス専用道路沿い
南湖病院近く

造立年月日 文久元年(1861)

経緯度

北緯37度6分1秒、東経140度14分17秒

形状(高・幅・厚) 76・30・32cm 文献 白河市史
銘文

[正面]
 馬頭観□□(世音)

[右]
 双石村 細倉村
 板橋村 蕉内村
 舟田村 仁井田村
 田島村 □村

[左]
  関道往□(来)

[裏]
  文久元年歳在□(辛)酉
  秋九月建 岐雲書

備考

「関道往来」の道標。旧五箇村・東村の関街道に隣接する村々により建立された、関道往来の安全を祈願した馬頭観音の道標である。北は藤の川沿いを通り山道を抜け搦目、田島、借宿に至る。南へは東にちょっと行ったところに古道が残っており、二枚橋から関辺吉ヶ原の登拝口を上がる関山参詣の道になっている。
流通路としての関街道が関山越えのルートであったのかは疑問だ。郷渡・硯石を通る東に迂回するルートか、三つ峯・茂ヶ沢を通り関山を西に迂回するルートを通ったであろう。


二つのケヤキの切り株と馬頭尊、道標
現在の道標の所在地図