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旗宿関の森の道標1

正面

名称 旗宿関の森の道標1
所在地

白河市旗宿

造立年月日 延享3年(1764)

経緯度

北緯37度2分54秒、東経140度13分41秒

形状(高・幅・厚) 51・18・17cm 文献 白河市史
銘文

[正面]
   日光
左    道
   江戸
[右]
   白坂
右    道
   寄居
[裏]
   延享三寅歳
    七月日

備考

白河関跡白河神社入口から北に100mほど行くと、右手に旗宿関の森の石仏群がある。その脇の路地角に2つの時代の道標が建っている。こちらは江戸期の道標で、かなり風化が進んでいる。

関街道は 古道「東山道」を基にした道で、江戸期も奥州道中の脇街道として使われていた。 日光に向かうには、旗宿から伊王野に出て寒井から奥州道中の上深田、大田原宿に向かい、日光北街道に入るコースか。

白坂・寄居道は和平を経由するルートで、現地の人によると、かつてこの道標のある路地から入ったところに社川を渡る橋が架かっており、芭蕉はこの道を通って旗宿に入ったのだそうだ。金堀ルートという説もあり断定できない。
(2009.02撮影)


旗宿関の森の石仏群
右の寄居方面 現在は橋が架かっていない

延享・大正の道標が並ぶ
現在の道標の所在地図