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高阿津の道標 2

正面   
 
名称 高阿津の道標2 所在地 那須塩原市高阿津 大田原道墓地入口
造立年月日 不明 経緯度 北緯36度54分58秒,東経139度54分44秒
形状(高・幅・厚)  52・22・15 cm 文献  
銘文

[正面]
  右ハ いしかみ
             道
  左ハ おふたハら

備考

通称大貫街道と呼ばれる上石上から関谷に向かう道は、いわゆる「会津西街道(下野街道)塩原通り」であるが、高阿津集落センター前にある高阿津の道標1にあるとおり「塩原海道」と呼ばれていたようだ。
この道標は、最近近くの土地を整地した際に地中から出てきたもので、建立時期は不明である。関谷方面から、石上方面の分岐を指しており、右は石上で現在の大貫街道を表している。左はこの道標の位置から南東に進む林沿いの畦道、地元の人のいう「大田原道」を指すようだ。この道は地形図上で1.9kmほど直線の道で東北自動車道の近くまで残っており、その先は明治期の開拓で消失したようだ。

集落センターを過ぎてすぐに左に分岐する細い道は、畑を通り段丘を降りていく。この細い道は最近舗装された作場道だが、地元の人によると、元々はこの坂から真っ直ぐ、下の画像左の木の辺りを通って大貫街道を渡り、画像左の林沿いの道を通ったという。その地元の人は、この道を「大田原道」と呼び、段丘を上がる坂を「大田原坂」と呼んでいた。
(2006.11.29撮影)


田の畦がもともとの道だったようだ
大田原道と呼ばれる小道 

所在地地図


那須野の道

那須野の道標

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