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富池温泉神社の道祖神

     
 
正面
 
     
 
名称 富池温泉神社の道祖神 所在地 大田原市富池吉際坪 温泉神社本堂裏
造立年月日 文化3年(1806) 経緯度 北緯36度54分1秒,東経140度2分18秒
形状(高・幅・厚)

350・700・290mm

文献 「那須文化研究」大田原の道標
銘文

[正面]
    右 黒羽丙又沢道
   道祖神拜石
    左 那須 □□道
[右]
 文化三丙寅年
     九月吉日
[左]
□藤内
  願主 荒井伊□

備考 重機精密の工場の前にある小高い丘に富池の温泉神社がある。この本堂の裏の林の中に、忘れられたように数体の塔碑がある。寛政6年の二十三夜塔、寛政12年の庚申塔、文化2年の23夜塔、文化9年の甲子塔などである。ほとんどが倒れているなか、この道祖神は直立していた。以前この道標を調査した人が立てたものか?なぜ、通り沿いでなく神社の裏の林にあるのか?
富池温泉神社前の道は、石林の「カノ道」と呼ばれる道から繋がる古い道だ。石林の原街道から今泉・岡の三日月不動・戸野内・船山・松原と通り、市野沢の滝で奥州海道に合流する。間道として使われていたのだろうか?
 
     
 
富池温泉神社
所在地地図
 
 
 
 

石林のカノ道

ライスラインのすぐ横に残っているカノ道?