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寄居大久保の足尾山

正面


名称 寄居大久保の足尾山 所在地

那須町 大字寄居 山中大久保

造立年月日 文久元年(1861)

経緯度

北緯37度2分52秒,東経140度10分11秒
形状(高・幅・厚) 109・33.5・17cm 文献 「那須の石仏 芦野編」
銘文

[正面]
            旅行安全
 足尾山      郡山宿
            海老屋治右衛門
[右]
 從是江戸四十五里五丁 
[左]
 文久元酉九月
           

備考

かつては奥州道中沿いの集落であった寄居大久保は、R294の拡張により移設したため、現在は静かな佇まいとなった。西側の山が芦野石の採掘場となっており、集落にも石屋があった。旧道沿いに並ぶ塔碑の中に、文久年間に建てられた足尾山の道標がある。「旅行安全」という今風な言葉に、幕末になるとかなり自由に旅行に出かけることができたのかな?と想像してみるのも楽しい。また建立者が郡山宿の人というのも、何かドラマを感じさせる。

 

所在地地図

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