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元観明院墓地の南無阿弥陀仏の道標

正面

名称

元観明院墓地の南無阿弥陀仏の道標

所在地 那須塩原市下中野の元観明院墓地
造立年月日  享保2年(1717)4月 経緯度 北緯36度54分57秒,東経140度0分47秒
形状(高・幅・厚) 85cm 文献 「那須文化研究」大田原の道標(二)
銘文

[正面]     右 日光

      南無阿弥陀仏

         左 大田原

[裏]  

下中野村□□

享保□二酉歳 念佛

    四月吉日 

           


備考

廃寺となった観明院は現在大田原の龍泉寺の檀家であるが、門前の法筐印塔から考えるとかつては龍泉寺住職、隆挙法印の隠居寺ではなかったか(上記文献より)
なぜ下中野で日光なのか?観明院墓地にはもう一つ元観明院墓地の道標2が「日光」「大田原」になっている。また上中野の南無阿弥陀佛の道標もそうだ。黒磯かから日光へのルートとしては、大田原宿に出て日光北街道に入るというのが定番であろう。下中野は原街道の石林通りと槻沢通りが分岐する場所であるという仮説から、原街道で実取か薄葉まで出て、日光北街道に入ったのではないか。ということでこの日光方面は、原街道が観明院沿いを通っていた証拠である、というのはダメでしょうか?


所在地地図


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