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木流し唄(板室本村)
♪ハア 山で赤いのはョつつじにつばきな よれてからまる藤の花ョ アレヤ ヤットナ ♪ハアー ほれたほれたよ川端やなぎ 川の増す度 根がほれる アーヤレヤレ ヤットナ
那珂川にいかだを組んで流した時に歌った唄だという。 キノコバからの木材の搬出は明治期にも行われていたのだろうか? 2番は娘に「惚れた」 と川端の柳の根が「掘れた」の掛詞。「川の増す度」とは「木流しで会えば会うほど」と「水量が多ければ多いほど」の意味か。