裏道の細い通りの片隅に、ふと佇む石碑が気になりだして、塔碑を見つけるたびに車を止めて、じっくり眺めたり写真に納めたりするようになったのが３０になった位の頃でしょうか。こういった趣味にハマるのにはちょっと早いかな、と思ったりしましたが、いつの間にかネットサーフも読書も郷土と地理の歴史が中心になっています。我々の目にする風景の中には、先人たちの遺した足跡があちこちにひっそり佇んでいることに気がつきました。車を運転していても、以前より路傍の塔碑に気づく能力がみるみる向上しています（よそ見運転でよく家族に注意されます）。旧道の痕跡・古道の匂いに敏感になりました。気になり出すと気がすまなくて、図書館の郷土資料室に入り浸ってしまいます。新聞の地域版をチェックして、いい記事があるとニヤニヤしたりします。新刊書店のサーチより古書在庫サーチの頻度が多くなります。長く続けられる趣味に出会えて本当によかったです。

このＨＰは、那須の郷土史について私が個人的に興味のあることを中心に、研究というのはおこがましいですが、その成果を小出しにしつつ、この分野の先輩方の意見を伺って、より深い知識と、何よりも交流を深めたいと思い立ち上げた次第です。是非ご意見をお待ちしています。なお、私の知識と能力の無さが一番の原因ですが、記事・解説に引用が多用されています。もちろん、参照していただくために引用先や参考文献を紹介します。著作権に関してはあまり深く考えずに文章、図版を引用させていただきます。もし問題があるとか、損害を被る恐れがある場合はその部分の提示・公開を取りやめますのでご連絡ください。また専門家ではないので、最新の研究成果などの情報は手元にありませんので、現在では説が否定されている古い文献からの引用もやらかします。お気づきでしたらぜひご連絡お待ちしております。

またこのページはMacromediaのDreamweaver J1.2で作成していますが、特に解説本を見ることもなく作っていますので、ブラウザ表示上、またはＨＰ作成の本来のあり方においてヘンテコだったりしますが、暖かく見守っていただくか、あるいはこっそりメールで教えていただけると幸いです。

がりつう　1969生