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大島の大己貴尊

正面


名称 大島の大己貴尊 所在地

那須町 大字大島

造立年月日 安政2年(1855)

経緯度

北緯37度2分33秒,東経140度5分23秒
形状(高・幅・厚) 85・39・17cm 文献 那須文化研究#19「那須の湯道を歩く」
銘文

[正面]
         大しま
         おふ左者
       右  き多さハ
          きたゆ
大己貴尊          道
         とのふ  
      左  ほうしやう
         こや なす
         い多むろ
         三とこや

[左]
時安政二乙卯    大島邑
     十月吉日   杉江昌庵
                 書刻

備考

大己貴尊 (オオナムチノミコト)は大国主、いわゆる大黒様で 農業・商業・医療の神などとして信仰されている。
R4の上漆塚から湯元漆塚線に入り、右手に念仏塚をみてしばらくすると湯元大島線との追分になる。そこに建つのがこの碑だ。渡辺酒店の前に3体とポストが並んでいる。「右 大島 大沢 北沢 北湯 左 戸能 北条 小屋 那須 板室 三斗小屋 道」とある。ともにいわゆる湯道であるが、この位置から板室・三斗小屋まで網羅しているのがおもしろい。ルートは小屋(池田)〜室野井〜六斗地〜板室阿久戸か。

 

 

 


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